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冬の準備

2018.11.08

こんにちは、木龍です。今回は冬の養生について書きます。

 

冬三月、此謂閉蔵。水冰地圻。無擾乎陽。早臥晩起、必待日光、使志若伏若匿、若有私意、若已有得。去寒就温、無泄皮膚、使気亟奪。此冬気之応、養蔵之道也。逆之則傷腎、春為痿厥、奉生者少。

 

【大義】
冬の三ヶ月を閉蔵(へいぞう)という。万物の生活機能が潜伏期間になるということ。水は凍りつき、地もまた凍って裂ける。こんな時期だから、活動的になってはいけない。日の出、日の入りを基準とした生活が良い。人に話しにくい事があるように、若しくは、秘密事を掴んだような気分で、寒さを避けて暖かいを保ちなさい。
また、汗をかく様なことをしてはいけない。これが、冬を越す道理なのです。
この事に背く事をしていると、春が訪れた時に体が萎えてしまうだろう。と、

 

冬の養生

 

ん?…
んんっ?!(笑)

 

このタイプの文章を書いてて、冬の三ヶ月が一番面白かったです。心を静めよと読ませながら、秘密事を掴んだような気分でって…古典ギャグだよね。早く寝ろって言われても寝られんわ!(笑)

 

…はい

 

とりあえず、以上で四季と土用についての養生は書き終わりました。ここで、この古典で伝えたかったことを記して本日のブログを終わります。

 

僕は『自然界のリズムを再認識してもらいたい』ということを強く思っております。

巷でウワサの『健康』を謳った健康食品を摂り、体温を一度あげて免疫力を高める、という一見良さそうで流行っている様ですけれど考え方が偏りすぎじゃないですか?

 

万物全てが天と地の自然の中に存在する。
だからこそ、自然のリズムに合わせていくことが最高の養生だと言える。まずは、夜遅くまで五感を刺激することを止めることからはじめて下さい。

 

生活にメリハリをつける事が一番、良い養生になる。

 

※いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。