痛みの性質
2018.07.01
こんにちは、鍼灸師の木龍です。
今日は【痛みの性質10項(+1)】についてまとめてみました。
①脹痛(ちょうつう)
張った感じ、膨満感を伴う痛み
②刺痛(しつう)
錐で刺した様な痛み
③酸痛(さんつう)
だるい痛み
④重痛(じゅうつう)
重く感じられて痛む
⑤冷痛(れいつう)
冷えを伴う痛み
⑥灼痛(しゃくつう)
灼熱感を伴う痛み
⑦絞痛(こうつう)
絞扼痛、疝痛
⑧隠痛(いんつう)
我慢できる持続性の痛み
⑨掣痛(せいつう)
ひっぱられる様な痛み
⑩空痛(くうつう)
疼痛部位に空虚感を伴うもの
以上が【痛み⑩】です。
鍼灸治療上、最重要の問診内容で痛みの性質が解ると処方する経穴(ツボ)が変わってきます。
また痛む部位が違うのに痛みの性質が同じならば、処方する経穴が同じということがあります。
こういう事から、痛みの性質・感じ方というのを鍼灸バカの木龍は、ご迷惑を承知した上でしつこく聞くわけです。
また上記以外で
⑪電撃痛(でんげきつう)
曰く、雷に撃たれた様な痛み
…雷に撃たれた様な
…
経験の有る無しは、さておき
かなりの劇痛で坐骨神経痛患者さんの感じ方です。
梅雨時は頑固な痛みが更なるストレスを生みます。
夏の養生で書いた通り、花のようにパーッと明るくいかなダメです(笑)
以上の様な痛みでお困りの方、是非、鍼灸治療を受けてみませんか?
※痛みの感じ方は、患者さんが思った(感じた)通りに伝えていただきたいと思っています。
お大事にお過ごし下さい。